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リコーシータの撮影のコツ 〜 マニュアル編

3D Styleeでは、編集部イチオシのカメラ、リコーシータのアプリ上での設定項目と、上手な設定の仕方のコツを二回に分けて解説していきます。二回目の今回はマニュアル編。(第一回はこちら)マニュアルで設定できる項目と上手な使い方について解説していきます。

1. マニュアルで設定できる項目

マニュアルで設定できる項目は、

シャッタースピード(Shutter Speed)

ISO
ホワイトバランス (WB)
の三つです。
その他、マニュアルではありませんが、
シャッタースピード優先
ISO優先
の2つのモードがあります。

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2. シャッタースピード

シャッタースピードは文字通りシャッターのスピードのことです。カメラはシャッターを押している(=開いている)時間だけ光が入ってくる仕組みになっていて、その長さシャッタースピードと呼びます。1/10(秒),1/60,1/200というように表し、分母が大きいほどシャッター速度は速くなります。シャッタースピードが速いと手ブレしにくく、動いているものを撮るのに向いています。その反面、撮った写真は暗くなりがちです。
シャッタースピードが遅いと手ブレしやすく、動いているものははっきりは撮れません。そのかわり、明るい写真を取ることができます。その場合、三脚ないし自立する一脚を使ったほうがキレイに撮れます。(一脚についてはこちらもどうぞ)また、暗いところでフラッシュを焚かない場合はシャッタースピードを遅くする必要があります。
以下のコンテンツは、イルミネーションを撮影したものですが、ISOは100、ホワイトバランスはオートで一定にした上で、シャッタースピードのみを1枚は1/80秒、もう1枚は1/30秒に変えて撮影したものです。明るさがかなり違うことがわかると思います。

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シャッタースピード優先は、このシャッタースピードだけ自分で選び、それ以外はオートというモードです。動くものを撮りたいけど自分で設定する自信がない、もしくは面倒といった場合はこのモードを使うといいかもしれません。

3. ISO感度

カメラが光にどれだけ敏感かを示すものです。大体100,200,400,800,…,6400,12800といった並びで、数字が大きいほど光への感度が高くなります(=暗闇でも映るようになります)。例えば、晴れた昼間の屋外だったらISO100、夜街灯のあかりで撮るのであれば3200と言った感じです。また、動くものを撮るために、後述のシャッタースピードを早くしたい時もISOをあげることが多くなります。
感度を高くすれば高くするほど、ノイズが乗ってざらっとした質感の写真になってしまうので、ノイズを減らしたい時はISOを下げて調節します。(オートのノイズ低減モードは、基本的にISOを下げることで調整しています。)

ISO優先は、ISOだけ自分で設定してあとはオートというモードです。ノイズが乗らないようにしたい場合や、ノイズが乗ってもいいからぶれないように撮りたいといった場合に使えます。

4. ホワイトバランス

ホワイトバランス(「WB」)は、「白が白に見えるように」調整する機能です。と書いても何が何だかわからないと思いますが、
光の当たり方によって、白の見え方は変わりますし、写真の全体的な色合いや雰囲気も変わってきます。
そのため、太陽光・日陰・蛍光灯…のようにどんな光のもとで写真を撮るかによってWBが選べるようになっています。
リコーシータでは、太陽光、日陰、曇り、白熱電球1・2、蛍光灯D・N・W・Lの9種類から選べるようになっており、WBをオートに設定した場合は、この9種類の中から自動的に選択されます。
太陽光の下だから、必ずWBを太陽光に設定しないといけないというわけではなく、撮影対象の色によってもベストなホワイトバランスは変わってきますので、シチュエーション別に撮影をしてみて、何となく色合いが違うなというときは、WBの設定を変えてみるとうまくいくかもしれません。
以下のコンテンツは、紅葉したカエデの木を、ISOは100、シャッタースピードは1/1000秒で固定して、WBだけ設定を変更させたものです。

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(参考)F値・絞り値
F値・絞り値とは、レンズに入る光の量を調節するものです。絞りと呼ばれる羽のような装置で調整する。F1.4,F2.8,…..,F22のように表記し、数字が小さいほど取り込む光の量が大きく、写真が明るくなります。鮮やかに映る範囲は、数字が小さいほど短く(狭く)なります。つまり、F値が小さいほど背景をぼかすことができるようになっています。なお、リコーシータSではこのF値は設定できません(固定でF2.0になります)。他の360度カメラでも基本的には設定できない項目となっています。ここが普通のカメラと異なる点です。

 

 

5. まとめ

オート編より少しカメラの知識が必要になってくるマニュアル編。ここで紹介した機能は、他のカメラであっても同様に使うことができます。知っておくべき知識について書きましたが、習うより慣れろ、是非外に出て360度カメラを使ってみてください。これらの機能を使いこなせるようになったら、あなたはもうリコーシータを使いこなしているといえるでしょう!
 

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