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スマホ用VRのヘッドセットの選び方〜1000円カードボード編〜

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VRを体験するためには目の前を覆うヘッドセットが必要です。10万円する質の高いVRを体験するためのOculus riftから、機能は限られるけどもコンテンツによっては十分に楽しめる1000円以下の安いダンボール製のGoogleカードボードまで色々とあります。上にある画像は安いダンボール製のヘッドセットですが、スマホをこの中に入れてVRを体験することができます。


(写真)Oculus rift

今回は、ダンボール製のヘッドセットについての大事な点をまとめます。

機能が限られていることが前提

いくつか列挙すると、

(1)視力が悪いままでの利用だと使いにくい

普段、裸眼やコンタクトをして生活をしている人にとっての利用に最適化されており、視力が悪いままで見ると、焦点が合いにくいなど、VR体験としてどうしてもイマイチになります。また、メガネをかけてだと、カードボードの幅にメガネが入らなかったりなど使いにくい面も場合によってはあります。

(2)できる操作が少なくゲームなどには適さない

体験者とコンテンツのインタラクションがクリックだけ、あるいは視線を合わせてのクリックなどに限られるので、ゲームなどインタラクションが多いものを楽しむのは難しいです。ただ、以下のようなコンテンツや、Youtubeの360度動画など映像をただ閲覧して楽しむには十分です。

もちろん、この問題をリーズナブルに解決する技術なども少しずつ出てはいますが、スマホの性能の問題もありますし、複雑なゲームなどに使うのはまだまだ難しいかと思います。


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(3)汚れやすかったり丈夫でなかったり

他にも、ダンボール製なので、どうしても耐久性は良くなかったり、汚れやすかったりなどの問題はあります。ただ、値段も値段なので、相応ということでそれを理解した上で購入し、楽しむということかと思います。

何より重要なのはレンズの大きさ

ダンボール製のヘッドセットでVRの体験に最も影響してくるのは、レンズの大きさと質です。凸版印刷や大日本印刷などの大手企業やベンチャー企業のハコスコの製品などはレンズが30mm程度のものが多く、VRの体験をするには十分でないと感じる人が多いです。レンズが45mm程度のものは大分よく、この両者を体験するとその違いははっきり分かるかと思います。

Googleカードボード Ver.02 がオススメ

Googleカードボード Ver.02に準拠したものは、レンズが45mm程度になっており、おすすめです。Googleが設計図を公開し、中国企業が作って安く販売しているようなものが多く、例えば以下など699円ですが、コンテンツによっては十分なVR体験ができます。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B014P5WLSE/
-Cardboard VR v2 2015

デザインも色々

Googleが公開している設計図を元に様々なデザインのものも出ています。こういったところで少し他と違ったものを見つけてみるのも楽しいかと思います。組み立て方がちょっと違っていたり、頭にかけるためのバンドがあったり、色違いがあったりなど色々なデザイン、バリエーションが既に出てきています。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01D8169XY/
-Google Cardboard, GMYLE

https://www.amazon.co.jp/dp/B01IT9702E/
-Linkcool Cardboard V2

3000円以上のプラスティック製のヘッドセット

機能的に大きく変わるわけでは無いですが、プラスティック製で3000円〜6000円程度のものになると、以下のような点が良くなるので、上記の1000円程度のものでちょっと体験してみてもっと色々と楽しみたい、という人にはこういった選択肢もあるかと思います。

(1)焦点距離や目の位置幅の調整機能あり

視力や目の位置も個人差がありますが、そのような若干の調整ができるものもあります。メガネをかけたままでも、ヘッドセットの中にメガネ含めてしっかり入れやすいものも多いです。

(2)丈夫で汚れにくい

もちろん、プラスティック製なのでダンボール製とこの辺りは大きく違います。

(3)装着感が良くなる

頭にバンドで装着したり、また顔と接触する部分の形も滑らかになって、両手をフリーな状態で楽しむようなことができるようになります。コントローラーを使ってゲームをやるなどする人には、この方が良いでしょう。

まとめ

1000円以下のヘッドセットでも、コンテンツによっては、十分なVR体験ができて楽しめます。その上で、レンズがちゃんとしたものを選ぶことがまず重要です。GoogleカードボードVer02に準拠しているものなら問題無しです。

もちろん、安いのには理由があり、色々と機能や作りが限られていることは分かった上で購入しましょう。

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