VRの活用へのヒントが見つかるメディア

高画質の360度動画を観よう! Oculus RiftやHTC Viveで使えるおすすめ動画プレイヤー4選

(2017年6月23日 一部内容を更新しました)
(2017年8月6日 一部内容を更新しました)

YouTubeやFacebookなどのスマホVRを楽しめるアプリでは、ゴーグルボタンをタップするだけですぐにVRモードになるので簡単にVR動画を楽しむことが出来ます。
一方、HTC ViveやOculus RiftといったPC用VRデバイスを使うとより高画質でクオリティの高いVR動画を観ることができますが、どうやってVR動画を再生するのかいまいちわかりづらいです。

今回の記事では、Oculus RiftやHTC ViveなどのPC向けVRデバイスでVR動画を再生するためのソフトを紹介します。

代表的なPCVR向け動画プレイヤー

1-1. Simple Video Player (798円)

header

Steamで配信されている、ViveとRiftどちらでも使える動画プレイヤーです。HDD内に保存されている動画を再生することができます。YouTube等のストリーミング再生は不可。
2Dはもちろん、3D再生(左右分割、上下分割)にも対応しています。また、360°のVR動画だけでなく、180°のものも再生できるため、汎用性が非常に高いです。
そのほかにも明るさやガンマの変更、自分と動画との距離の変更など、様々な機能を備えています。動きも軽快で、動画の再生に限っていえば現状このプレイヤーが一番使いやすいといえるでしょう。

 

1-2. Open VR Video Player (Oculus専用) (無料)

Oculusの公式ストアから無料でダウンロードできます。
Simple Video Playerほど多機能ではありませんが、必要最低限の機能をもったプレイヤーです。
YouTubeやその他のサイトにアップロードされている動画を、URLを入力してストリーミング再生することが出来るので便利です。

しかしながら、ストリーミング再生には問題も多数あります。まず、URL入力の際に必ずキーボードとマウスの操作が必要となり、Riftをいったん外さなければいけないため面倒くさいです。
また、ストリーミング再生の際の画質は通信環境に大きく左右されます。筆者が試しに動画を再生してみたところ、画質はかなり悪く(480p相当?)、PCVRならではの高画質を楽しむということはできませんでした。よほど通信速度が良い環境でなければ、ダウンロードして再生した方が質の良いVR体験が出来ると思われます。

 

1-3. Virtual Desktop (1480円)

a

VR世界にデスクトップ環境をそのまま持っていくことのできるアプリです。
ヘッドマウントディスプレイを着けたまま、VR世界の大きな画面で作業が出来ることがウリのこのアプリですが、実は360度動画を再生するためのプレイヤーもついています
使い方は簡単で、Virtual Desktopのウインドウに動画をドラッグアンドドロップするだけ。簡単に動画を楽しむことができます。

ただ、動画の再生に特化したSimple Video Playerに比べると、早戻し・早送りが出来ないなど、機能が少なく感じます。あくまでメインは仮想デスクトップで、動画はおまけ程度だと考えておいた方がいいかもしれません。
また、筆者の環境ではうまく動作しませんでしたが、YouTubeのストリーミング再生にも対応しているようです。

 

1-4. Steam 360 Video Player  (無料)

C_gNS_CXsAAYN_C

上の3つとは少し性質が異なるこのアプリ、実はSteam向けの新しい360度動画プラットフォームです。
自分で動画を探してダウンロードする必要がなく、Steam上からそのまま動画を検索して観ることができます。手間がかなり省けるので便利ではありますが、ストリーミングでの再生になるので画質は若干下がってしまいます。
このページにある動画がSteam 360 Video Player向けのものですが、2017年8月6日現在10本しかなく、まだまだコンテンツ不足といえるでしょう。今後に期待ですね。

ちなみに、このプレイヤーではローカルに保存した360度動画の再生はできないようです。

2. YouTubeの動画は保存してから

上記で紹介したプレイヤーでいえば、Open VR Video PlayerとVirtual DesktopがYouTubeのストリーミング再生に対応しています。
しかし、上でも述べたように、インターネット環境にもよりますがストリーミングでは高画質で見ることは難しいです。綺麗なVR動画を楽しむために、予めダウンロードしておいてから再生することをおすすめします。
著作権に問題がないことを確認して、こちらのサイトなどからダウンロードしましょう。

ちなみに、最高画質である4Kの動画をダウンロードしようとすると、たった2分の動画でも200MBを超えるサイズになってしまいます。ネット上の動画を観たいとき、再生まで非常に手間と時間がかかってしまう通信面での問題が、現在のPCVRの一番の課題といえるでしょう。

3. まとめ

今回は4つの動画プレイヤーについて比較してみましたが、動画プレイヤーとして最も優れているのはSimple Video Playerであると感じました。800円を切る価格でこの機能であれば、コストパフォーマンスは抜群といえるでしょう。

YouTubeなどの動画は再生までの手間がかかりますが、すでにローカルに落としてあるリコーシータなどのカメラで撮影した360°動画を観ることはとても簡単なので、イベントや接客などでお客様に観ていただく上でも使いやすいと言えます。

スマホVRに比べ、より高画質でレイテンシーの少ないPCVRでの動画再生をお試しください。

SNSでフォローする