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リコーTHETA Sの簡単で上手な撮り方〜写真編〜

リコーシータs撮影方法

最近、事業者を中心に持っている方をよく見るようになった360度の撮影カメラ。
多くの360度カメラがリリースされる中、特に、解像度など質が一定程度以上であり、また撮影のしやすさなどから、リコーTHETA S(リコーシータ
S)を持っている人達を多く見るようになってきました。
今回は、360度写真の撮影について、

  1. カメラの設定方法
  2. 三脚を使った上手な撮り方
  3. 編集や友達と共有する公開方法

の観点から、簡単だけど、ワンランク上の上手に美しく360度写真が撮れる方法をまとめます。サンプルとして、以下に含まれているような写真を撮影できます。

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カメラの設定方法

「THETA S」のアプリをまずはダウンロードする必要がありますが、ここで、THETA Sのアプリを正しく選んでください。古いバージョンのカメラのTHETAのアプリもあり、現在は、THETAのアプリでTHETA Sを操作できませんでした。以下のような黒のアイコンがTHETA Sのアプリです。
theta&thataS-icon
そしてwifiでつなげて、スマホで簡単に操作ができます。
以下は、あくまでおすすめのカメラの設定方法です。各自慣れてくれば、もちろん色々な設定ができますが、簡単な割に十分な質の撮影をする、という観点でのおすすめ方法です。

(1)全画面でプレビューを見る

(2)設定サイズは高い解像度

theta-setting

上記写真のように、設定画面の方で、プレビューを全画面にすると、明るさなど諸々調整がしやすいので、おすすめです。ただ、後ろは見えなくなってしまいます。
また、重要なのは、設定サイズを、5376×2688の高い解像度にしておくことです。ファイルサイズは4〜5M程度と多少大きくなりますが、スマホで見るくらなら良いですが、ウェブで見たりするには、この解像度が無いと荒さが目につきます。また、VR化などした際には、見えている場所はこの一部となるので、全体としての解像度は高めにしておくことがおすすめです。

(3)オートで「DR補正」、または夜は「ノイズ低減」モード

DR補正とノイズ低減

設定は絞りやISOなどマニュアルで色々とできますが、オートで撮影するのが簡単です。

オートの状態で「DR補正」を選びましょう。明るい場所が白くなって色飛びしてしまうことを防ぎます。照明周りや窓から射す自然光、昼間の空が映る状況では、「DR補正」はかなり有効です。

また、夜の場面や暗い場所では、「ノイズ低減」を選びましょう。露光時間が長くなり、綺麗に撮れます。ただ、動くものが入っていたり、三脚を使って固定しないでの撮影はボケた画像となりやすいので、注意が必要です。

(4)最後に明るさを調整

明るさ調整

最後に、明るさを調整すればかなり綺麗な写真が撮れるかと思います。
少し明るめが良いですが、注意は、窓など光が入るところを確認することかと思います。明るく真っ白に広い範囲の色が飛んで白い場面が多くなりすぎるのは良くないので、窓側などをプレビューで見てみて適切な明るさを設定してみてください。

三脚を使った上手な撮り方

次に、具体的に三脚を使って撮るわけですが、この際にもいくつかのコツがあります。

(1)360度写真の前後を踏まえる

theta-lightが見えるところ

もちろん、後々に編集したりプレーヤーで設定をしたりとできますが、撮る際に気をつけておけば後々の手間がなくなります。

(2)カメラの高さは空間高さの真ん中に

外ではあまり重要では無いですが、室内の時には重要です。天井と地面の大きさの比率が大きく変わるので、綺麗に違和感なく空間を撮るには、空間の高さの真ん中あたりが適切です。厳密では無いですが、目安で言うと、一般的な分譲マンショなどの空間だと、高さ120cm程度が適切になります。目線ほどの高さにしたい時、例えば、ギャラリーの展示のアーカイブとかでしたら、高さ160cm程度が適切になります。

(3)三脚の頭に一脚を接続&レバーは後ろに

三脚の頭につなげるもの

360度カメラの画像はカメラの下部分は、三脚の頭を動かすためのレバーがたいていあるかと思います。この部分があとで見ると結構邪魔で気になったりします。そこで、レバーがついている三脚頭にさらに一脚を接続して、THETA S がレバーからちょっと高い位置にあると、その部分が小さく目立たなくなるのでおすすめです。以下のような400円くらいの安価なもので十分です。

アマゾン: 三脚にジョイントも可能 コンパクト一脚

そして、レバーは忘れず後ろに位置するようにしておきましょう。360度写真をあとで見ても、邪魔になりにくい場所です。

(4)THETA S を水平に

これも目測でも良いと思いますが、気を使っておくことをお勧めします。特に、360度写真をVR化して見る時には、頭を動かして見る場面が偏っていると、実際に経験者の声を聞くと、VR酔いを引き起こしやすかったりする傾向があります。

(5)自分が写らないように隠れる

自分が360度写真に写りたい場合は関係無いですが、写り込まないようにするためには当然ですが、隠れましょう。スマホで遠隔撮影をする時にどのくらい離れられるかは状況にもよると思いますが、自分自身とカメラの間に障害物があっても、5mくらいは全然大丈夫です。

編集や友達と共有する公開方法

編集方法としては、以下のシータのアプリで簡単なことができますし、公開方法としてシータのサイトにアップすることが可能です。
Theta編集方法(静止画、動画)

ただ、ちょっとした楽しみのための編集に限られ、綺麗な画像処理はシータのサイトではされていません。また、一つの物件の複数の写真をまとめたりの管理や、説明やキャプションを加えたりといった特定の目的に応じた編集は現状ではできません。公開について、1枚の360度写真のアップはフェースブックも対応が始まり簡単になりましたが、このような目的に応じての編集まで簡単にできるものは現状はありません。
3D styleeはこのようなことに対応したクラウドソフトで、無料でも十分使えるものなので、必要な方はぜひ活用してみてください。
3D Stylee(スリーディースタイリー)

まとめ

今回、360度写真の撮影を始めるにあたって、リコーTHETA Sを使い、簡単だけどそれなりに上手く撮れる方法を整理しました。

今後、新しいサービスや、カメラを含め新しいデバイスもどんどん出てきますし、変化が早い分野です。慣れてきたら、色々なデバイス、方法を試して、目的にあった自分なりの方法を追求することもしてみてはと思います。

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