VRと空間データ活用のヒントが見つかる

スマホ用VRのヘッドセットの選び方〜1000円カードボード編〜

(2018年7月10日更新)

VRを体験するためには目の前を覆うヘッドセットが必要になります。10万円以上するものから1000円もかからずに買うことのできるものまで価格帯は様々です。使用意図によって買うものを選んでみるのがいいかもしれませんね!今回は沢山あるスマホ用ヘッドセットの中から1000円かからずに購入できるgoogle カードボードについての重要ポイントをご紹介します。

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1.機能が限られていることが前提

(1)視力が悪いと見づらい

普段、裸眼やコンタクトをして生活をしている人が利用するのに最適化されており、視力が悪く矯正せずに見ると、焦点が合いにくいなどVR体験としてはどうしてもイマイチだな…と感じてしまいます。また、メガネをかけて見るとなるとカードボードの幅にメガネが入らなかったりなど使いにくいと感じる場合もあります。

(2)できる操作が限られる

体験者とコンテンツのインタラクションがクリックだけ、あるいは視線を合わせてのクリックなどに限られるので複雑なゲームなどインタラクションが多いものを楽しむのは難しいです。しかし以下のようなコンテンツや、Youtubeの360度動画などは手軽に楽しめます!


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(3)汚れやすかったり丈夫でなかったり

他にも、ダンボール製なので、どうしても耐久性は良くなかったり、汚れやすかったりなどの問題はあります。

2.重要なのはレンズの大きさ

ダンボール製のヘッドセットでVRの体験に最も影響してくるのは、レンズの大きさです。凸版印刷や大日本印刷などの大手企業やベンチャー企業のハコスコの製品などはレンズが30mm程度のものが多く、VRの体験をするには少し小さいなと感じる人が多いです。レンズが45mm程度のものを体験して比較してみるとその違いははっきり分かると思います。そこでオススメするのがGoogleカードボード Ver.02 です。

Googleカードボード Ver.02に準拠したものは、レンズが45mm程度になっているためおすすめです。Googleが設計図を公開し、中国企業が作って安く販売しているようなものが多いため、お手頃な価格で手に入れることができます。

 

3.デザインも色々

Googleが公開している設計図を元に様々なデザインのものが出されています。組み立て方がちょっと違っていたり、頭にかけるためのバンドが付いていたり、色違いがあったりなど様々なデザインのものがあります。他と違ったものを見つけてみるのも楽しいかもしれませんね!

AmazonでもGoogle CardboardGMYLELinkcool Cardboard V2などの商品が扱われています。興味がある方はぜひ探してみてください!

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4.Googleカードボードで楽しめるコンテンツ

VRを体験するといってもどんなことができるのか分からない…という方も多いのではないでしょうか。そこで実際にどのようなゲーム、動画があるのかを見てみまょう!

1)Youtubeで視聴できる360度動画

まずは360度動画です。Youtubeで簡単に視聴することができます。Googleカードボードをつけなくても視聴することはできますがつけた方がより映像の中の世界に入り込むことができます!

2)Google Cardbord アプリ

このアプリ1つをを入れるだけでゲームから動画まで様々なコンテンツを楽しむことができます。

Google カードボードを購入したら1番に入れるべきアプリですね!

5.まとめ

1000円以下のヘッドセットでも、コンテンツによっては、十分なVR体験ができて楽しむことができます。デザインも豊富なので友達や家族で色違いのものを購入して一緒に楽しんだり、もちろん、安いのには理由があり、色々と機能や作りが限られているということは理解した上で購入しましょう。

参考リンク:
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